見た目を重視する人が選ぶべきレンズ
薄く加工されたレンズを選ぶのが基本
視力矯正の器具であるメガネは使用する人の視力に合わせてレンズを作成します。基本的に視力が悪い人ほどレンズが厚くなりますが、レンズの厚さは見栄えに影響するので注意しなければいけません。度入りのレンズは複数のレンズを重ねた構造になっているため、厚みが増すと渦を巻いているように見えます。メガネを使用している本人の視界には渦が入らないので自覚しにくいのが問題です。メガネのレンズはガラスとプラスチックがありますが、度入りの状態で薄く加工するのに適しているのはガラスレンズです。プラスチックよりも重く、割れやすい欠点がありますが、渦が生じない程度に薄く加工できるのがガラスの利点と言えます。また、レンズに特殊な塗料を使用して渦を見えなくする方法もあります。

傷や汚れが付きにくい加工が施されたレンズはお手入れが簡単
メガネのお手入れで厄介な点がレンズの傷みです。汚れがこびり付くと視界が遮られるのでこまめに洗浄しなければいけません。また、使用の際に誤ってレンズに傷を付けてしまうことがあります。汚れや傷は視界を遮るだけではなく、見栄えが悪くなることにも繋がるため発生を未然に防ぐ工夫が欠かせません。メガネのレンズを傷めないためにはコーティング加工が適しています。レンズの表面に皮膜を形成させることで耐久性を向上させ、傷が生じるのを防ぎます。また、凹凸がほとんど無い滑らかな仕上がりなので汚れが付着しても簡単に拭き取ることが可能です。メガネのレンズを良好な状態で維持できるコーティング加工はお手入れの簡略化にも役立ちます。